指定指導法 片手持ち側面入り身投げ(二)

入り身投げとは、相手の力の線をはずし、体を捌き、相手の側面から身を入れて投げる技で、「側面入り身投げ」と「正面入り身投げ」のニ種類があります。

相手の側面に対し側面から崩すのが「側面入り身投げ」、相手の側面に入り込み、正面から崩すのが「正面入り身投げ」です。


片手持ち側面入り身投げ(二)は、相手が片手を持って押してきたときに、その力を受け流し、側面入り身投げで後方に倒す技です。


概略:片手持ち側面入り身投げ(二)


お互いに逆半身に構え、接近し、受けは仕手の左手を持ち押してきます。

仕手は、左足を軸に後方に95度回転し、両手を丸く返します。

左足を大きく相手の後方に進めると同時に、左手は首筋に向かって丸く突き出します。
このとき、右手は相手のわき腹にあります。

さらに左足を前進させ、両手を一気に切りおろし、相手を後方に倒します。


詳細:片手持ち側面入り身投げ(二)


この技は(ニ)の技ですので、お互いに逆半身に構え、接近し、受けは仕手の左手をしっかりと固定して持ち、押してきます。

仕手は、押す力に合わせ、体の変更(ニ)同様に、左足を軸に後方に95度回転します。

同時に左右の手の平をえぐるように丸く返し、相手の力を受け流します。
このとき、左手は胸の高さ。右手はお腹の高さで、左右の手の幅は胸の幅になります。

続いて、仕手の左腰が相手の右腰に密着するくらに大きく、左足を相手の後方に進め、左手は、相手の首筋に向かってすべり込むように丸く突き出します。

さらに左足を前進させ、両手を一気に切りおろし、相手を後方に倒します。

最後に、手の平を上に向けて残心を取ります。


注意点:片手持ち側面入り身投げ(二)


回転するときは、強く前足に重心をかけ、後に下がらないようにします。

相手の首筋に突き出す左手は前足の延長線上にあるようにします。

両手を切りおろすときは、腕を横に振ったり、手だけを下ろすような形にならないようにします。


参考資料


こちらのDVDで、技の確認ができます。
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養神館合気道技術全集 3