保育士の資格、試験について
保育士として働くために必要となる資格が「保育士資格」です。
一般的には専門学校などに通い卒業することで保育士の資格が取得できますが、学校に通わずとも、保育士試験を受験し、合格することで資格を取得できます。
また、保育士試験には筆記試験と実技試験があり、両方に合格する必要があります。
筆記試験はマークシート式の選択問題で、合格ラインは6割以上。全部で9科目ありますが、合格した科目については3年間有効ですので、1回の受験で全ての科目に合格する必要はありません。
実技試験は、言語・音楽・造形の中から2科目を選択して受験します。
保育士の資格が取得できる人は?
保育士の資格の取得に経験や年齢の制限はありません。
社会人になり、会社に勤めながら保育士の資格を取得する人はたくさんいます。
中でも多いのが、「子育てが一段落したので、経験を活かして働きたい」という人が新たに保育士の資格を取得するケースです。
自分の経験も活かせて社会にも貢献できる、それが保育士の資格です。
通信と通学どっちがいいの?
保育士資格取得のための通信講座と、専門学校への通学と、どちらが良いのか迷うところですが、こればかりは “自分に合うほう” を選ぶしかありません。
逆に言うと、例えば通学しながら補強の目的で通信講座も受講するなどというのは、効率的とは言えません。
通学のメリットは、卒業することで保育士資格が与えられるので、保育士試験を受験する必要がないことです。
ただし、通信講座に比べると費用もかかり、時間の都合もうまくつかないなどのデメリットもあります。
一方の通信講座の場合は、自分に都合のよい時間で勉強できる点がメリットです。
と同時に、時間の管理やモチベーションの維持などをすべて自分で行わなければならない点が難点です。
いずれにせよ、通学でも通信でも、それぞれ学校ごとに特色(スタイル)があります。
まずは各校へ資料請求をしてみて、パンフレットなどを見ながら自分に向いているがどれか考えるのがよいと思います。
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